もしも水中で地震を感じたら

こんばんわ！哲也です。あれからもう12年も経ったんですね。日々大好きな海や自然のなかでお仕事させてもらえてることをありがたく思います。#まじで

こんな日だからこそ、いつ来るかわからない地震、ダイバーであればこのサインは是非知っておいてください。

これは地震だ！　戻ろう！　上がろう！

そして、このサインも毎回ブリーフィングでお伝えさせてもらってますが、併せて全員把握お願いします。近年、浮上途中 #2本目、3本目に起きやすい

水中で起こる肺水腫が近年多くなっています。水深が深い時には酸素濃度が高いので苦しさをあまり感じないのですが、呼吸機能がダイビング中にどんどん低下してきます。そして酸素分圧が低くなる水中で浮上途中に意識を失うというものです。　このサインがでたら我々は途中でこの人意識失うぞと自分に言い聞かせながら浮上させます。誰にでも起こり得ますので全員ですぐに浮上する必要があります。

すぐさま、水面に出たら浮力を確保して、人工呼吸させてもらいます。（ポケットマスクなしでも緊急時はためらわず行います。）

バディの位置、チームの位置、全体を俯瞰してダイビングをしてください。　　　　　　　　　　近年、カメラを持つダイバーはたくさんいらっしゃいます。夢中になり過ぎないようにお願いします。バディや同じチーム内でトラブルが起こってるのに全く気づかないと言う事がないように、楽しくカメラをやりながらも自分の周りに意識を広げられるようにしましょうね。

もし、カメラに夢中になっている方に合図する暇なく浮上にかかったら、残された人ははぐれた時と同じ手順で全員浮上してきてください。そして可能であればサポートに入ってください。